1954-03-05 第19回国会 衆議院 文部委員会 第13号
先ほどの質問からは、教組を守れば当然できるのだというような話合いに終つておつたのですが、教組の活動、行動を、この法律によつて守りさえすればできるというのですが、個々の学校、個々の教員の立場を考えますと、これは絶対できないと思う。やはり教員が自由な立場に置かれて初めていろいろなものを研究し、相互規制というふうなことが行われるのである。
先ほどの質問からは、教組を守れば当然できるのだというような話合いに終つておつたのですが、教組の活動、行動を、この法律によつて守りさえすればできるというのですが、個々の学校、個々の教員の立場を考えますと、これは絶対できないと思う。やはり教員が自由な立場に置かれて初めていろいろなものを研究し、相互規制というふうなことが行われるのである。
しかしこの中立を守るためにも、現在の状態は、実際軍事基地化をやめて、そして外国の軍隊が日本から撤去してもらわぬことには、中立などと言つたつて守りようがありはしない。これが根本問題になつて来て、講和の問題でも單独講和、全面講和といつて、われわれは争つておりますけれども、この状態をなくするためにこそ全面講和が主張されておる。あなた方はそういうすべての問題を一切ぼやかしてしまつておる。
政府は千八百円のベースを維持し、実質的賃金というところに重点を置きましてそうして、新物價体系、追加予算、その他をすべてこれによつて守り拔こうと考えておるものであります。併しながらその他の情勢等がいろいろ出て参るというようなことが仮りにありますならば、情勢に應じてはいつも再檢討いたしておるものであります。そこで実際の情勢というものに應じてはこの千八百円を釘付けするものじやないのであります。